2023年度(2023年4月~2024年3月)

(1)地区会大会

日時: 202312() 9:3014:30 

場所:Zoomによるオンライン開催

 

(2)地区会講演会(終了:講演者を含め31名参加)

 

日本生態学会北海道地区会では、「長期観測からわかる樹木・森林の動き」と題し、北海道を舞台とした森林生態学の醍醐味に触れる講演会を企画しました。

開催は1014日(土)@北大で、どなたでもご参加いただけます。

下記が詳細案内となります。みなさまの参加をぜひお待ちしています。

 

講演会「長期観測からわかる樹木・森林の動き」(日本生態学会北海道地区会主催)

開催日時:20231014日(土)13:30-16:05

場所:北海道大学大学院地球環境科学研究院D201講義室

開催形式:対面のみ、参加費無料

演題・スケジュール:(敬称略)

13:00-13:30  講義室にて受付(各自、お時間までにお集まりください)

13:3013:35 講演会開催にあたり挨拶 (日本生態学会北海道地区会長 工藤岳)

13:3514:45 講演1(講演60分+質疑)

 原 登志彦(元北海道大学 低温科学研究所)・北方林と私の40年:北海道とカムチャツカ

14:5015:25 講演2(講演30分+質疑)

 西村 尚之(群馬大学 情報学部)・日本における様々な針葉樹林の長期動態観測

15:3016:05 講演3(講演30分+質疑)

 今 博計(北海道立総合研究機構 林業試験場)・気象変動を利用した樹木の結実戦略

 

概要:樹木は芽生えてから繁殖齢に達し、あるいは、成長して林冠へ到達するまでに長い時間がかかる。また、天然の林は数多くの樹種で構成され、それぞれ異なった成長戦略、繁殖戦略を有しているため、森林が更新していく様、すなわち森林動態を理解するには長期観測が基礎的であり、欠くことのできないツールであることはよくご存じだろう。では、実際に長期観測を通してどのような樹木・森林の動きを紐解くことができるだろうか。本講演では、北海道をフィールドに、長く樹木・森林を見続けてきた3名を演者にお招きし、それぞれの成果を紹介してもらう。原氏(北大)には、時間の経過とともに移り変わっていく森林をどう記述するかという、動態研究の集大成をお話しいただく。西村氏(群馬大)には、針葉樹と広葉樹が混交しながら維持されている天然林の姿をお話しいただく。最後に、今氏(道総研・林業試)には、マスティングと呼ばれる、豊凶を繰り返す樹木の繁殖動態をお話しいただく。これらを通して、北海道の森林とそれを長く見続ける魅力について、存分に味わってもらえればと考えている。

 

2022年度(2022年4月~2023年3月)

(1)地区大会・総会

 

(1) 2022年北海道地区大会・総会の実施

日時: 20221210() 9:0015:00

場所:Zoomによるオンライン開催

参加者:60名(事前登録者+発表者)

概要:口頭講演10件(若手の部が9件、一般の部が1件)。ポスター講演はなし。

「若手の部」発表者の中から毎回数名に若手研究奨励賞が贈られている。

5名の審査員による判定の結果、本年度は、五十嵐公一氏(北大・水産)に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

 

講演者及び演題

[口頭講演]

北海道石狩川流域における流域土地利用と河川水質との関連.」佐々木章晴(北・農学研究院)

Phenological matching of Corydalis ambigua and bumblebee emergence.」廖 海翔(北・環境科学)

広域要因がキタナキウサギの存続に与える影響生息地の再訪による検証.」崎山智樹(北大・環境科学)・Jorge GARCíA MOLINOS(北大・北極域研究センター)

海浜植物群落におけるハナバチ相の季節動態.」肖淑祺(北大・環境科学)・工藤岳(北大・地球環境)

高山植物ウスユキトウヒレンの繁殖特性と種子食害パターン.」鈴木暁音(北大・環境科学)・工藤岳(北大・地球環境)

イソへラムシは不動行動で魚類捕食者からの捕食を回避する.」五十嵐公一・和田哲(北大・水産)

海産巻貝オウウヨウラク Ocinebrellus inornatus の摂餌生態.」春成幹基・冨吉啓恵・和田哲(北大・院・水産)

「サクラマス残留型は繁殖後に生息場所を変えるのか?」森山泉梨・二村凌(北大・環境科学)・森田健太郎(東大・大気海洋研究所)・照井慧(ノースカロライナ大学)・奥田篤志・内田次郎(北大・FSC)・菅野陽一郎(コロラド州立大学)・岸田治(北大・FSC

 

沖縄県に生息する亜種リュウキュウオオコノハズクの繁殖戦略.」江指万里・熊谷隼(北大・理院)・宮城国太郎(沖縄野鳥の会)・外山雅大(根室市歴史と自然の博物館)・高木昌興(北大・理院)

リュウキュウコノハズクの交尾頻度はオスの年齢ではなくペア歴に左右される.」金杉尚紀(北大・院理)澤田明(国環研)中村晴歌佐々木瑠太高木昌興(北大・院理)

 

(2) 勉強会の開催


日時:2022129() 13:0016:00

場所:北海道大学大学院地球環境科学研究院D201講義室(札幌市北区北10条西5丁目)+ZOOMオンライン

生態学モデリング勉強会(日本生態学会北海道地区会後援)

照井慧氏(ノースカロライナ大学)「数理モデリングを通じて生物群集を表現する」

13:0014:45 講演第1部(研究について)(講演+質疑)

14:5516:00 講演第2部(キャリアについて)

 

参加者40名(オンサイト22名、オンライン18名)

2021年度(2021年4月~2022年3月)

(1)地区大会・総会

時: 2021年12月18日(土) 9:00-14:45

場所:Zoomによるオンライン開催

参加者:60名事前登録者+発表者

口頭講演は15件(若手の部が14件、一般の部が1件)。ポスター講演はなし。

「若手の部」発表者の中から毎回数名に若手研究奨励賞が贈られています。

6名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

  • 谷村恵奈(小樽商大・商)
  • 赤松あかり(北大・院理)
  • 加藤優樹(北大・農学院)

講演者及び演題

[口頭講演]

  • 北海道根釧地方野付湾流入河川における流域土地利用が河川水中硝酸態窒素濃度に与える影響.

    佐々木章晴(北大農学院)

  • 脊椎動物による溶存アミノ酸の利用:3種のサンショウウオ幼生を用いた検証

    谷村恵奈・片山昇(小樽商科大学・商学部)
  • ブラウントラウトの行動睡眠

    古澤千春(北・環境科学)・泉逸郎(北・地球環境)

  • The influence of a harmful algal bloom occurred in 2021 on rocky intertidal community in eastern Hokkaido

    姚遠花道草・藤井玲於奈・⽶⽥智樹・劉河・新井慧・稲富楽(北・環境科学)・岩﨑藍(東北学・院・命科学研究科附属浅海洋物学教育研究センター)・野隆史(北・地球環境)

  • シロツメクサ被食防衛形質と関連遺伝子の空間変異から迫る植物の都市適応のメカニズム

    石黒智基(北・環境科学)・Marc T. J. JohnsonUniv. of Toronto)・内海俊介(北FSC

  • 亜寒帯針葉樹林における森林構造及び動態把握のための地上観測とドローン観測の比較

    安保絵梨(北・環境科学)・村尚之(群⾺⼤)・蝦名益仁・内史郎・野泰之(道総研・林業試)・原登志彦(北・低温研)・相場慎郎(北・地球環境)

  • 果樹園で繁殖する絶滅に瀕する渡り鳥の個体数減少に生活史戦略が与える影響

    赤松あかり⻘⽊⼤輔(北⼤、⻑野アカモズ保全研)・松宮裕秋・原星野アカモズ保全研)・古巻翔平(北⼤、⻑野アカモズ保全研)・髙昌興(北

  • Climate Adaptation and Forest Management: Seedling Drought Responses in Northern Minnesota

    Jamie Mosel(北大・地球環境)

  • Exotic species Hypochaeris radicata and Aster novi-belgii affect differently the performance of native species in the early stage of volcanic succession

    範瑞珊(北大・環境科学)

  • 太く短く?細く長く?コブハサミムシの尾鋏2型の出現機構と適応的意義.

    今野友陽(北大・環境科学)・泉逸郎(北・地球環境)

  • リュウキュウコノハズクのヒナの生死に気象条件は影響するのか

    金杉尚紀(北大・理)・澤(国環研)・熊隼・中村晴歌・岩颯・⾼⽊昌興(北・院理)

  • 外来種が自然復元を手助け?ー世界自然遺産知床の森における外来種の役割ー

    鈴木紅葉林勇太(横国)・Rupert SeidlCornelius Senf(ミュンヘン)・東若菜(神⼾⼤)・嘉基紀()・(国環研)・柳知代(学芸)・⾠⺒(森林総研・トロント)・銭深華(重慶)・森章(横国

  • オスの広告声は血縁者間で類似するか夜行性野外鳥類個体群を用いた検証-.

    中村晴歌(北大・院理)・澤明(国環研)・⾼⽊昌興(北・院理)

  • 繁殖期におけるキタノスジエビの河川下流域への回遊行動

    加藤優樹・神崇・荒仁志(北大・農学院)

  • ウモウダニ負荷と関係する宿主形質の探索

    白岩颯(北・院理)・澤明(国環研)・中村晴歌(北・院理)・杉尚紀(北大・理)・熊隼・⾼⽊昌興(北・院理

 

2021年度北海道地区会 総会記録

会計報告がなされ、了承された。

今年度の活動報告がなされた。

以上(2022年12月12日upload)

2020年度(2020年4月~2021年3月)

(1)地区大会・総会

日時: 2020年12月12日(土) 10:00-14:00

場所:Zoomによるオンライン開催

参加者:瞬間で最大41名(のべ約50名)

口頭講演は9件(若手の部が7件、一般の部が2件)。ポスター講演はなし。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

6名の審査員による判定の結果、本年度は以下の2名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

  • 岡村翔(小樽商大)
  • 塩谷悠希(北大・環境)

講演者及び演題

[口頭講演]

  • 北海道根釧地方における家畜による排糞が放牧地の物質動態に与える影響.

    佐々木章晴波多野隆介(北大農学院)

  • 2種系における個体群動態の環境依存性を理解する新しい枠組み:岩礁潮間帯固着生物群集についての事例研究.

    姚遠(北大環境科学院)・深谷 肇一(国立環境研究所)・野田 隆史(北大環境科学院
  • バイケイソウ個体群における一斉開花周期の決定要因とその生態学的意義.

    伊藤陽平・工藤岳(北大環境科学院)

  • 林床植物ミミコウモリの倍数性変異と繁殖特性.

    塩谷悠希・工藤岳(北大環境科学院)

  • 高山性ラン科植物の送粉・繁殖特性.

    柴田あかり・工藤岳(北大環境科学院)

  • 将来の餌に応答した孵化直後のエゾサンショウウオ幼生の表現型可塑性.

    岡村翔・谷村恵奈・片山昇(小樽商大)

  • 窒素負荷増加に対するミズナラ蒸散の応答とミヤコザサの影響.

    長野菜穂(九大生物資源)・智和正明久米朋宣内海泰弘田代直明大槻恭一(九大演習林)

  • 環境DNAを用いた知床半島における外来ミンク分布の解明.

    高羽俊宏荒木 仁志水本 寛基・神戸 崇(北大農学研究院)

  • 河川性サケ科魚類における条件特異型種間競争:生物間相互作用および非生物学的要因を考慮した野外検証.

    植村洋亮大槻 泰彦・長谷川 稜太・小泉 逸郎(北大環境科学院)

 

2020年度北海道地区会 総会記録

会計報告がなされ、了承された。

今年度の活動報告がなされた。

以上(2022年12月12日upload)

2019年度(2019年4月~2020年3月)

(1)地区大会・総会

日時: 2019年11月30日(土) 10:00-17:00

場所:北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林

参加者:58名

口頭講演は9件(若手の部が8件、一般の部が1件)、ポスター講演では21件の研究発表が行なわれました。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

6名の審査員による判定の結果、本年度は以下の2名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

  • 都築洋一(北大・環境科学)
  • 長谷川稜太(北大・環境科学)

講演者及び演題

[口頭講演]

  • 分断された植物集団における遺伝的多様性の時間変化とその駆動要因
    都築 洋一(北大院・環境科学)・佐藤 光彦・松尾 歩・陶山 佳久(東北大・農)・大原 雅(北大院・地球環境)
  • 流域地質の違いによる水温変動と冷水性魚類の生息環境 ―温暖化の影響を考慮して―
    鈴木 開士(北大・農学)・石山 信雄(道総研)・中村 太士(北大・農学)
  • サクラマスの河川残留型と降海型は 幼魚期の生態が異なるのか?-河川での個体追跡によるアプローチ
    二村 凌(北大院・環境科学)・森田 健太郎(北水研)・菅野 陽一郎(米コロラド州立大)・岸田 治(北大・北方圏FSC)
  • イワナに寄生するカイアシ類における感染率の生息地間変異と宿主への影響
    長谷川 稜太(北大院・環境科学)・小泉 逸郎(北大院・地球環境)
  • 北海道南部河川の堰堤上流域に生息するイワナ稚魚における流下抑制形質の適応進化の可能性
    山田 寛之・岡本 咲人・中野 遼・和田 哲(北大・水産科学)
  • GPSロガーによるアカショウビンの越冬地の特定と環境特性
    植村 慎吾・髙木 昌興(北大・理)
  • サンコウチョウの遅延羽色成熟の意義
    能重 光希・植村 慎吾(北大院・理)・大井 紗綾子(元大阪市立大院・理)・高木 昌興(北大院・理)
  • エゾナキウサギは採食と貯食で餌資源を使い分ける? -DNAメタバーコーディングによる食性分析-
    山口 藍・押田 龍夫(帯畜大・野生動物学研究室)
  • 河床基質の複雑性が底生動物群集の構造に与える効果
    斎藤 裕美・齊藤 滉和・佐藤 秀(東海大)

 [ポスター講演]

  •  スズメの繁殖システム
    坂本 春菜・植村 慎吾・髙木 昌興(北大院・理)
  • 冬虫夏草エニワセミタケの空間分布 ー宿主密度と森林タイプにー
    富田 幹次(北大院・環境科学)
  • Evaluation of symbiotic nitrogen fixation and soil microbial diversity in mixed cropping system
    木村 有歌理・内田 義崇(北大・農)
  • 繁殖上手なつがいはどのように侵入者に対処する?:なわばり防衛行動と繁殖成績の関係
    小野 遥・澤田 明・村上 凌太・髙木 昌興(北大院・理)
  • Effects of digestate on growth and ingredient of potato, and its rhizosphere microbial community
    明里 舞子(北大院・国際食資源学)
  • Investment of how inter tillage weeding and no tillage affect distribution of nitrogen fixation microbes within Natural Farming rice paddy
    J.F.Lin (Graduate school of Agriculture, Hokkaido Univ.), E.M.L. Minarsch (Department of Microbiology, Biocenter, University of Würzburg), Munehide Ishiguro, Yoshitaka Uchida (Graduate school of Agriculture, Hokkaido Univ.)
  • Grasping the history and current situation of vegetation by analyzing NDVI from LANDSAT in Kabwe, Zambia
    Yasuto YOSHIDA, Yoshitaka UCHIDA, Ikabongo MUKUMBUTA (Hokkaido Univ.), Patricia MWILOLA, Rhoda KABASO, Zungukanji NACHILONGO (University of Zambia)
  • Evaluation of nitrogen balance on new system in Hokkaido dairy farming
    元木樹里(北海道大学 国際食資源学院)
  • The effect of soil pH and fertilizer input on soil properties, nutrients and micro organisms  
    Yvonne Musavi Madegwa, Yoshitaka Uchida (Hokkaido Univ.)
  • サブサハラアフリカにおける耕作が土壌微生物機能に及ぼす影響 Effects of cultivation on soil microbial function in sub-Saharan Africa
    大東 孝充・内田 義崇(北大・農)
  • 資源分割による採餌形質の変異は二次性徴パターンを変えるか? ―オショロコマの顎形態の繁殖期・非繁殖期の比較
    大槻 泰彦(北大院・環境科学)・小泉 逸郎(北大院・地球環境)
  • P12   木本性つる植物の付着が樹幹の群集とホスト種へ及ぼす影響
    日下部 玄(北大院・環境科学)・日浦 勉(北大・北方圏FSC) 
  • ミヤマバイケイソウの繁殖特性
    伊藤 陽平(北大院・環境科学)・工藤 岳(北大院・地球環境)
  • 河川全域調査でせまる:植食者群集の違いはハムシの異なる進化動態を駆動するのか?
    波多腰 純也(北大院・環境科学)・内海 俊介(北大・北方圏FSC)
  • 野ネズミ3種の共存メカニズムの解明:DNAメタバーコーディング法による食性分析
    渡邊 佳奈(北大院・環境科学)・齊藤 隆(北大・北方圏FSC)・佐藤 淳(福山大)・島田 卓哉(森林総研) 
  • ビデオによるオジロワシの繁殖巣の観察:滞在時間と訪問回数の変化
    森田 桃(北大院・環境科学)・馬谷 佳幸・斉藤 満・浅野 憲昭・齊藤 隆(北大・北方圏FSC)
  • 落葉広葉樹の環境ストレス応答を写真から検出できるのか?
    津田 將寿(北大院・環境科学)・井手 玲子・小熊 宏之(国環研)・日浦 勉・中路 達郎(北大・北方圏FSC)
  • 北海道で発見されたサワガニ属Geothelphusa Stimpson, 1858 (Decapoda: Brachyura: Potamidae)
    杉目 良平(北大・苫小牧研究林)・古瀬 克己(釧路市)・岸田 治・奥崎 穣(北大 北方圏FSC)
  • 北日本産ヒメフナムシ属の遺伝的多様性評価とミトコンドリアDNA進化速度の検討
    張替 若菜(北大院・環境科学)・齊藤 彩(北大・理地球惑星)・山本 正伸・鈴木 仁(北大院・地球環境)
  • シカ糞採取に捧げた夏休み。~奈良公園のニホンジカの遺伝的多様性解析~
    明石 涼・北山 遼(北大・理)・高木 俊人・玉手 英利(山形大・理工)・立澤 史郎(北大院・文学)・早川 卓志(北大院・地球環境)
  • 餌の毒性効果は捕食者の密度が高いほど強くなる外来ヒキガエル孵化胚とそれを捕食する在来エゾアカガエル幼生の関係
    辻野 夢久(北大院・環境科学)・高井 孝太郎・岸田 治(北大・北方圏FSC)

 

2019年度北海道地区会 総会記録

会計報告がなされ、了承された。

今年度の活動報告がなされた。

以上(2019年12月9日upload)

(2)役員選挙

会長の選挙および地区役員(任期 2020 年4 月-2022 年3 月)の選挙を実施した。

 有権者:2019年8月1日の時点の正会員

 投票期間:2019年10月1日~10月31日午後5時

10月31日午後6時に選挙管理委員および庶務により開票を行った。

結果は、以下の通り。

開票結果: 投票総数57票 (内 白票5)

次期会長は、工藤 岳(北海道大学)が11票で選ばれた。次点は中村太士氏(北海道大学)で9票。

役員は、以下の候補者が全員信任された。根岸淳二郎氏(北海道大学)、長谷川功氏(北海道区水産研究所)、関剛氏(森林総合研究所・北海道支所)、石塚航氏(北海道立総合研究機構・森林研究本部)、早矢仕有子氏(北海学園大学・工学部)

(3)役員会

2019年5月(メール審議) 会長選挙・役員選挙におけるWeb選挙の導入を決定した。また、北海道地区代表の自然保護専門委員の交代について検討した。紺野康夫氏に代わる委員の候補者として長谷川功氏を選出した。

2019年7月(メール審議)会長選挙の被選挙人を、選挙公示2か月前時点での正会員とした。また、役員選挙に関して、地区会会則8条の細則を次のように定めた。8条細則: 役員の候補者を推薦する地域および研究機関は、北海道内の地域もしくは道内に住所を有する機関とし、

 推薦された候補者が役員会への参加に支障がないことを条件とする

2018年度(2018年4月~2019年3月)

(1)第8回東アジア生態学連合大会北海道サテライトシンポジウムの開催

日時:2018年4月25日(水) 13:20 –15:30

会場:北海道大学地球環境科学研究院 D201

講演者及び演題

  • Prof. T. Kohyama (Hokkaido Univ.) : Introduction
  • Prof. S. LIU (Chinese Academy of Forestry, The president of esc) : China’s Research in Ecology: Interface between Science and Policy-Making
  • Prof. L. DA & X. Guo (East China Normal Univ.) : Research frame of urban ecology in Shanghai: Dynamics of Biodiversity Change and Application of Near-natural Restoration under the Rapid Urbanization
  • Prof. T. Saitoh (Hokkaido Univ., The former president of esj) : Activity of the Ecological Society of Japan for internationalization
  • Panel Discussion

(2)第2回道東森里海連環シンポジウムの共催

日時:2018年10月27,28日

会場:京都大学・フィールド科学教育研究センター・北海道研究林 講義室

講演者及び演題

  • 小林和也(京都大学・FSERC): 趣旨説明
  • 吉野智生(釧路市動物園): 釧路市動物園におけるタンチョウの研究について
  • 中川光(京都大学・FSERC): 京都大学北海道研究林標茶区の水生昆虫相とその特徴
  • 北沢宗大(北海道大学・農): 湿原, 耕作放棄地, 農地の生息地価値の相対的な評価-北海道における鳥類を用いた広域検証- 
  • 白川北斗(北海道大学・環境科学院): 標津川におけるサケの時空間的な遡上パタン
  • 小林由美(北海道大学・農): 道東地方における大型野生動物管理 ~水域:ゼニガタアザラシ,陸域:若手狩猟者目線から~
  • 山口高志(北海道立総合研究機構): 北海道の窒素沈着について 西部の雪 東部の霧
  • 伊佐田智規(北海道大学・厚岸臨海実験所): 海の植物プランクトンと鉄の関係
  • 川井友裕(東京大学・広域システム): 知れば知るほど面白い寄生植物の世界~寄生植物が菌根共生をやめ、寄生生活に特化する進化過程の解明に挑む~
  • 中山理智(京都大学・FSERC): 森林土壌と太陽のつながり 根滲出物を介して
  • 園木詩織(北海道立総合研究機構)能取湖における生態系サービス~アマモ場とホッカイエビ~

 

 

 

(3)2018年北海道地区大会・総会の実施

日時: 2018年12月1日(土) 10:00-17:00

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201,101,103

参加者:45名

口頭講演(若手の部)では9件、ポスター講演では20件の研究発表が行なわれました。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

6名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

  • 富田幹次 (北大・環境)
  • 西田有佑(大阪市立大・理)
  • 舞田穂波 (北大・環境)

講演者及び演題

[口頭講演]

  • 福井翔(北大・環境)・Shannan L. May-McNally・Eric B. Taylor(Univ. British Columbia)・小泉逸郎(北大・地球環境):Maladaptive secondary sexual characteristics reduce the reproductive success of hybrids between native and non-native salmonids
  • 西田有佑(大阪市大・理)・高木昌興(北大・理): 性選択によって進化する貯食行動―貯食物の消費はオスのさえずりの質と配偶成功度を高める―
  • 八柳 哲・水本寛基・神戸崇(北大・農)・  坂田雅之,  源利文(神戸大・人間発達)・ 荒木仁志(北大・農): シシャモを追って:自然産卵河川の発見及び遡上動態把握の試み
  • Janine Tolod・Junjiro N. Negishi(北大・環境)・Nobuo Ishiyama(北大・農)・Khorsed Alam Tushar・Mirza Tanvir Rahman・Yiyang Gao・Pongsivapai Pongpet(北大・環境):Preliminary study on the detritivore faunal composition and leaf decomposition in streams with differing temperature regimes
  • 長門石涼平・白木彩子(東農大・生物産業) :エゾフクロウの営巣環境特性と潜在営巣地の推定
  • 富田幹次(北大・環境)・日浦勉(北大・北方圏FSC):ヒグマの掘り返しにエサ密度と林床植生が与える影響
  • 舞田穂波・渥美圭佑(北大・環境)・岸田治(北大・北方圏FSC)・
  • 小泉逸郎(北大・環境):サクラマスにおける幼魚期の性差とそれがもたらす集団の帰結
  • 植村慎吾・高木昌興(北大・理):感覚便乗による鳥の声の地理的変異は交配前隔離の機構としてはたらく
  • 大槻泰彦(北大・環境)・Johan Watz(Karlstad Univ.)・長塚健汰(北大・環境)・長谷川功(北海道区水産研究所)・小泉逸郎(北大・環境):河川性サケ科魚類における温度依存的な種間競争:野外実験による検証

 [ポスター講演]

  • 永光輝義(森林総研北海道):Genetic introgression of Quercus dentata to the coastal ecotype of Q. mongolica var. crispula and genetic and environmental effects on leaf and shoot traits of the two species along coastal–inland gradients in northern Hokkaido, Japan
  •  川合由加・工藤岳(北大・地球環境):異なる倍数性と繁殖様式をもつキク科コウモリソウ属2種間の個体群維持機構の違い
  • 菅井徹人(北大・農)・石塚航(道総研):トドマツ苗木の由来産地と生育環境による光合成特性の違い -産地環境条件との関係-
  • 鍵谷進乃介(北大・環境)・内海俊介(北大・北方圏FSC):界をまたぐ野外共生系における群集遺伝学
  • 田影・星野仏方・島渓太(酪農大・農食環境):2007-2018年のモンゴル国植物における気候条件の影響
  • Jia Yumeng(北大・環境):The effects of Sphagnum transplantation on succession after peat-minting in Sarobetsu Mire    
  • 二村凌(北大・環境)・佐藤拓哉(神戸大・理)・五十嵐進・汲川正次・佐藤智明・内田次郎,松岡雄一・奥田篤志・杉山弘・岸田治(北大・北方圏FSC)
  • アマゴの堰堤上流個体群における局所適応: 増水に起因した幼魚形態の進化. 山田寛之・和田哲(北大・水産科学院):寄生者ハリガネムシに駆動された系外資源の行方-誰が川に落ちたカマドウマを食べるのか?
  • 竹中践(東海大・生物)・佐野加奈子(津別町):オオタチツボスミレの繁殖における開放花と閉鎖花の結実数の季節的変遷
  • Zhang Xiaoli(北大・環境) :Estimation of leaf growth of Thelypteris palustris in disturbed areas of Hokkaido
  • 紺野康夫(無所属)・顧令爽(河南理工大学):バイケイソウにおける偽茎を構成する葉柄の統合のしかたーパイプモデルとの違い
  • 坂本春菜・青木大輔(北大・理)・新田啓子(日本オシドリの会)・高木昌興(北大・理):托卵先として人気物件がある?~種内托卵に根差した生活史研究~
  • Joe Tuunasoli Pisi (北大・環境)Building resilient ecosystems to the impact of tropical cyclones and invasive species through restoration in Samoa  
  • Md Khorshed Alam・Junjiro N Negishi・Mirza ATM Tanvir Rahman・Yiyang Gao・Janine Rodulfo Tolod(北大・環境):Adult aquatic insects as sentinels of pollution effects on hyporheic food web
  • 中村隆俊・野口比呂・本間洋平・中村元香(東農大・生物産業):根の酸素利用に着目した湿生植物の温度応答
  • 島渓太・星野仏方・田影(酪農大・農食環境):Analysis of vegetation response to precipitation in the Gobi Desert in Mongolia
  • 井口俊之(北大・環境):渡島駒ケ岳における台風によるカラマツ倒木被害の生物的・非生物的発生要因
  • 中村元香・中村隆俊(東農大・生物産業)・土谷岳令(千葉大・理):水性植物の嫌気耐性の評価:シュートの換気能力と根の酸素要求性の統合的解析
  • 小野遥・澤田明・髙木昌興(北大・理):攻撃的なダイトウコノハズクほど、より良いなわばりをかまえられるか
  • 渥美圭佑(北大・環境)・岸田治(北大・北方圏FSC):Genotype x genotype x environment interplay shapes predator-prey interaction and demography of prey

 

2018年度(平成30年度)北海道地区会 総会記録

会計報告がなされ、了承された。

今年度の活動報告がなされた。

来年度の地区大会を2019年11月30日に実施することを決定した。

以上(2018年12月3日upload)

(4)役員会

2018年9月に役員会(メール審議)

  • 地区会員から提案のあった研究集会(第二回道東森里海連環シンポジウム)の共催を決定
  • 2017年12月1日に地区大会・総会の実施を決定

2018年12月1日に役員会

  • 自然保護専門委員の選出について議論した。植物生態学専門の委員のほか、動物生態学専門の委員を置くべきとの見解で一致した。
  • 2019度の地区大会を、2019年11月30日(土)に実施することを決定した。

2017年度(2017年4月~2018年3月)

(1)全国大会(第65回日本生態学会大会ESJ65)を担当

第65回日本生態学会大会(2018年3月14日~18日札幌コンベンションセター)を担当した。大会会長を日浦地区会長が、大会実行委員長を工藤岳氏が務め、多くの地区会員の協力のもと大会を運営した。

 

(2)2017年度北海道地区総会を開催

日時: 2018年3月30日(金) 16:00-17:00

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D101

参加者:25名

会計報告がなされ、了承された。

第8回東アジア生態学連合大会北海道サテライトシンポジウムを2018年4月25日に開催することを決定した。

自然保護専門委員会との連携強化を議論し、今後の役員会には、地区の自然保護委員にも参加してもらうことになった。

 

(3)第一回道東森里海連環シンポジウムの共催

日時2017年10月26日~27日

場所:厚岸情報館「本の森」視聴覚室

演者・演題

井坂友一(北海道大学・FSC) 趣旨説明

柴田英昭(北海道大学・FSC) 気候変動や土地利用変化に伴う流域生態系の物質循環プロセスの変化

内海俊介(北海道大学・FSC) 進化から群集へ、群集から進化へ:階層間相互作用の意義

佐藤拓哉(神戸大学・理) 寄生虫を介してつながる森と川、そして海の生態系

石川麻乃(国立遺伝学研究所) DHA合成能が担うトゲウオの淡水進出とその遺伝基盤

鍵谷進乃介(北海道大学・環境科学院) 樹木-共生細菌のG×G相互作用は異なる昆虫群集を形成するのか?

長根美和子(北海道大学・環境科学院) 異なる土地利用下の土壌における亜酸化窒素の発生と硝酸溶脱の栄養塩溶脱に対する影響

三浦一輝(北海道大学・環境科学院) 北海道東部河川における希少淡水二枚貝カワシンジュガイ類の機能と将来

小林和也(京都大学・フィールド科学教育研究センター) 生態系を駆動するメカニズムとしての進化生態学 ~遺伝子から物質循環まで~

富安信(北海道大学・環境科学院) 厚岸ニシンはいつ・どこで・どんな回遊,産卵をするのか 〜バイオロギング・バイオテレメトリーによる回遊追跡〜

水本寛基(北海道大学・農学研究院) 絶滅危惧種イトウをモデルに環境DNAの応用可能性に迫る

(4)会長の選挙および地区役員(任期 2018 年4 月-2020 年3 月)の信任投票開票結果

2018年3月6日9時より、北大北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林図書室にて、選挙管理委員および庶務により開票を行った。結果は、以下の通り。

開票結果: 投票総数95票 (内 白票6)

次期会長は、 日浦 勉 (北海道大学)が23票で選ばれた。(次点, 荒木仁志, 7票)

役員・会計監査信任投票: 全員が信任された。

(5)役員会

 2017年6月メール審議:ESJ65での地区会員企画のシンポジウムに対して旅費支援を行うことを決定した。また、2017年度は、全国大会を北海道地区で開催することから、地区大会を実施しないことを決定した。

 2017年7月メール審議:地区会員から提案のあった研究集会(第一回道東森里海連環シンポジウム)を共催することを決定した。

 2017年9月にメール審議:地区会が旅費支援する「地区会員企画のESJ65のシンポジウム」として、「国際協力で推進する,北海道-東北アジアの植物多様性の成立過程解明と希少種保全」を選定した。

 

 

2016年度(2016年4月~2017年3月)

(1)役員会(第1回)およびESJ65実行委員会の打ち合わせ

2016年12月20日9:30より、北大北方生物圏フィールド科学センター研究棟にて役員会を開催した。地区会の新しいHPの公開を決定した他、地区会大会の日程を決定し、運営体制を確認した。ESJ65の実行委員会については各種業務の担当者(一部は候補)を決定した。

(2)2016年度北海道地区大会・総会を開催

  日時: 2017年3月3日(金) 9:25-17:20

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:78名

「若手の部」では14件、一般の部で4件の研究発表が行なわれました。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

奨励賞の前に、稚内高校・科学部に対し「若葉賞」を授与した。

5名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

Evangelia Kazila (北大・環境科学)

内田葉子 (北大・環境科学)

相田大輔(北大・理)

 

2016年度(平成28年度)北海道地区会 総会記録

会計報告がなされ、了承された。

地区会費の廃止と今後の方針(3年後をめどに地区配当金の増額を要請)が了承された

ESJ65・札幌大会の運営体制の報告がなされた

自然保護委員会より石狩海岸の風車建設に関する報告がなされた

以上(2017年3月6日upload)

2015年度(2015年4月~2016年3月)

(1)2017年度生態学会本大会について

役員会にて、2017年度生態学会本大会を札幌地区会が担当し、大会日程を「2018年3月14日(水)から3月18日(日)」とすることが4月9日全員賛成で可決されました。

 

(2)会長の選挙および地区役員(任期 2016 年4 月-2018 年3 月)の信任投票開票結果

 2016年2月2日16時より、北大地球環境科学研究科A809室にて、選挙管理委員および庶務により開票を行った。結果は、以下の通り。

開票結果: 投票総数99票 (内 白票13)

次期会長は、 日浦 勉 (北海道大学)が12票で選ばれた。(次点, 中村太士, 12票)

上位2名は同票であったが、その取り扱いについては定款がないが、日本生態学会定款に「年少者を当選者とする」とあるのを慣用し、選挙管理委員会で審議のうえ次期会長として日浦 勉氏を選出することとした。

役員・会計監査信任投票: 全員が信任された。

 

(3)事務局引継ぎ

 2016年2月16日、北大院環境科学院C201-1室にて、事務局の引継ぎを行いました。

 

(4)2015年度北海道 地区会大会・総会 を開催

日時: 2016年2月19日(金) 9:20-17:40

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:75名

「若手の部」では19件、一般の部で5件の研究発表が行なわれました。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

奨励賞の前に、札幌旭丘高等学校生物部の活動を讃え、「若葉賞」を授与した。

5名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与した。

三浦一輝 (北大・環境科学)

Evangelia Kazila (北大・環境科学)

佐橋玄記 (北大・環境科学)

2015年度(平成27年度)北海道地区会 総会記録

庶務報告がなされ、了承された。

会計報告がなされ、了承された。

その他

EAFESについての案内アナウンスがなされた

以上(2016年2月22日upload)


2014年度(2014年4月~2015年3月)

(1)Joel Cohen教授講演会の後援

上記講演会後援依頼を、2014年9月5日に役員会にて審議の上、承認した。

開催日:2014年10月14日 (火) 17:00-18:00

開催場所: 北海道大学大学院地球環境科学研究院 D201

【企画者】

北海道大学地球環境科学研究院 教授 高田壮則

北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 教授 齊藤 隆

 

(2)北海道若手生態学研究会共催

上記研究会(代表 水永優紀, 北大)共催以来を、2014年11月4日に役員会にて審議の上、承認した。

 

(3)2014年度北海道地区会大会・総会 を開催

日時: 2015年2月21日(金) 10:30-

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:65名

「若手の部」では13件、一般の部で2件の研究発表が行なわれました。

「若手の部」発表者の中から毎回2-3名に若手研究奨励賞が贈られています。

 5名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与しました。

曽我昌史 (北大・農)

小野寺緑也 (北大・環境科学)

内田健太 (北大・環境科学)

 

2014年度(平成26年度)北海道地区会 総会記録

庶務報告がなされ、了承された。

会計報告・会計監査報告がなされ、了承された。

その他

(1) 法人化に伴う日本生態学会会計制度改定に伴い、地区大会における会計監査が不要となった。これに合わせた地区会会則の改定が総会参加者の2/3以上の承認を得て改定が承認された。

(4) 生態学会全国大会を2018年に北海道地区が担当することが了承された。

(3) 全国自然保護委員会から、北海道地区会に関連する部分の報告があり、了承された

(2) 今後の地区大会のあり方について改善案を考慮中であることが報告され、了承された。

以上(2015年2月23日upload)


2013年度

(1)新年度(2014年4月-)の地区会会長選挙と新年度の地区会役員の信任投票の開票結果 

2014年2月7日、選挙管理委員長(福井学)、委員(久保拓弥)、庶務(露崎史朗)により開票が行われた。

開票結果: 投票総数106票 (内 白票12)

次期会長は、大原 雅 (北海道大学, 再任)が12票で選ばれた。(次点, 日浦 勉, 9票)

役員・会計監査信任投票: 全員が満票で信任された。

以上(2014年2月8日 upload)

 

(2)2014年2月7日に、北海道若手生態学研究会代表(北大・雨谷教弘)の助成依頼を、審議の上、承認

 

(3)2013年度北海道 地区会大会 を開催

日時: 2014年2月21日(金) 10:00-

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:64名

1.「若手の部」では13件(1件取消)、一般の部で4件の研究発表が行なわれました。

2.「若手の部」発表者の中から毎回2~3名に若手研究奨励賞が贈られています。

 5名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与しました。

辰巳晋一 (東大・北演)

飛田千尋 (北大理・生物)

渡辺崇史 (北大院・環境科学)

 

 2013年度(平成25年度)北海道地区会 総会記録

1.庶務報告がなされ、了承された。

2.会計報告・会計監査報告がなされ、了承された

3.その他

生態学会法人化に伴う会計措置の変更点について審議の上了承された。

Joel Cohen氏(ロックフェラー大)によるセミナーの共催または後援を検討してる旨の報告があった。

以上(2014年2月23日upload)


2012年度

(1)5月 1日: 事務局引継完了
(2)7月16日: 安平川湿原視察 (大原、露崎、紺野、矢部)
(3)8月 9日: 「安平川湿原の大規模フェンの保全のための要望書」を道に提出
(4)11月19日: 北海道若手生態学研究会代表(北大・中村祥子)共催および助成依頼を承認

第32回 北海道若手生態学研究会HP

(5)2012年度北海道 地区会大会 を開催 

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:62名

1.「若手の部」では15件、一般の部で2件の研究発表が行なわれました。

2.「若手の部」発表者の中から毎回2~3名に若手研究奨励賞が贈られています。

 5名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に若手研究奨励賞(賞状および副賞)を授与しました。

速水将人(北大・環境科学院)
簑島萌子(北大・環境科学院)
杉木 学(北大・環境科学院)

(6)2012年度(平成24年度)北海道地区会 総会記録
  1. 庶務報告がなされ、了承された。
  2. 会計報告・会計監査報告がなされ、了承された。
  3. その他
    生態学会法人化に関する状況報告があった。

以上(2013年2月23日upload)


2011年度

(1)2011年度北海道地区大会が開催されました

日程: 2012年2月26日(日)10:00-

場所:北海道大学 環境科学院/地球環境科学研究院 講義室 D201

参加者:53名

  1. 「若手の部」では12件、一般の部で6件の研究発表が行なわれました。
  2. 「若手の部」発表者の中から毎回2~3名に若手研究奨励賞が贈られています。

 4名の審査員による判定の結果、本年度は以下の3名に賞状と副賞が授与されました。

深谷肇一氏(北大・院・環境)
松村洋子氏(北大・院・農)
笹千舟氏(北大・院・環境)

(2)2011年度(平成23年度)北海道地区会 総会記録
  1. 北海道地区会員の矢部和夫氏から安平川湿原の保全のための提案がなされ、賛成多数で決議されました。
  2. 佐藤謙自然保護委員から「石狩海岸の風力発電事業計画の中止を求める意見書」(昨年度総会で決議)への対応の現状について説明がなされました。
  3. 隅田会計幹事から2011年度(2011年1月1日~12月31日)の地区会会計報告がなされ承認されました。
  4. 自然保護委員および地区会会計監査委員の交替(2012年4月~)についての報告がありました。
    自然保護委員(全国):佐藤謙(北海学園大・工) ⇒ 露崎史朗(北大・環境)に交代。
    地区会会計監査委員:高田壮則(北大・環境)⇒ 長谷川成明(北大・低温研)に交代。
    なお、時期役員は以下のとおりです。
    齋藤隆(継続:北大・北方圏)・玉田克巳(継続:北海道環境科学研究センター)・小泉逸郎(新任:北大・地球環境)・森本淳子(新任:北大・農)・真坂一彦(新任:道総研・林業試験場)
  5. 2012年4月からの地区会長および事務局の交代についての報告がありました。
    北海道地区会長:原登志彦(北大・低温研)⇒ 大原雅(北大・環境)に交代。
    庶務幹事:小野清美(北大・低温研)⇒ 露崎史朗(北大・環境)に交代。
    会計幹事:隅田明洋(北大・低温研)⇒ 野田隆史(北大・環境)に交代。

以上(2012年2月28日upload)

(3)新年度(2012年4月~)の地区会会長選挙と新年度の地区会役員の信任投票の開票を行いました。

 2011年12月28日、地区会事務局員(原登志彦、小野清美、隅田明洋)により、立会人(長谷川成明会員)のもとで開票作業を行いました。

開票結果 投票総数 81票 (うち、白票7票)
ー 地区会会長選挙 第1位 大原 雅 (北海道大学) 13票
なお、第2位は8票、第3位は7票でした。

 

役員信任投票
ー 不信任票が投票数の過半数に達した方はおらず、最も不信任票が多かった方でも3票のみでした。

以上(2012年1月upload)

(4)「北海道発企画」報告

 日本生態学会北海道地区会は、2010年5月18日付けで北海道地区会員向けに公募した「北海道発企画」のカテゴリー1に3件の応募がありました。これらを採択し、計5名の外国人研究者を招聘する旅費を助成しました。この助成により、第58回日本生態学会大会(札幌大会)シンポジウムにおいて発表していただくなど、研究・交流へ役立てていただきました。詳細は以下のとおりです。皆様のご協力に感謝いたします。

 

1件目:北海道発企画申請者 野田隆史(北大・地球環境)
旅費助成をうけた招聘者

Dr. Jason E Tanner
所属:South Australian Research and Development Institute, Australia
専門:aquatic ecology , population ecology, community ecology

同研究者の来日中の活動
・第58回日本生態学会大会(札幌大会)シンポジウムにおける発表
 S03 Links between different approaches in community ecology: the possibility and the potential availability
企画者:森照貴(土木研究所)、野田隆史(北海道大学)
発表日時: 2011年3 月9 日 9:00-12:00
招聘者の発表タイトル
The role of density dependence in community dynamics of coral assemblages

 

2件目:北海道発企画申請者 飯田佳子(北大・環境科学)
旅費助成をうけた招聘者

(1)Dr. Niels Anten
所属:Utrecht University, the Netherlands
専門:plant ecology
(2)Dr. Frank Sterck
所属:Wageningen University, the Netherlands
専門:plant ecology
同研究者の来日中の活動
・第58回日本生態学会大会(札幌大会)シンポジウムにおける発表  S09 Scaling up plant traits to species performance based on cost-benefit balances: Towards general concepts of trait-based community ecology
企画者:飯田佳子(北海道大学)、小野田雄介(九州大学)、黒川紘子(東北大学)、山田俊弘(広島大学)
発表日時:2011年3月10日9:00-12:00
招聘者の発表タイトル
Frank Sterck: Functional traits determine trade-offs and niches in a tropical tree community
Niels Anten: Structure, functioning and species composition of vegetation stands: a case of a game?
・苫小牧演習林訪問  Dr. Niels Anten  2011年3月8日
・苫小牧演習林訪問  Dr. Frank Sterck 2011年3月11日

 

3件目:北海道発企画申請者 宮崎祐子(北大・地球環境)

旅費助成をうけた招聘者
(1)Dr. Walter D. Koenig
所属:Cornell University, USA
専門:Ecology
(2)Dr. Elizabeth Crone
所属:Harvard University, USA
専門:Population Ecology
同研究者の来日中の活動
・第58回日本生態学会大会(札幌大会)シンポジウムにおける発表
 S14 A multidisciplinary approach to explore the mechanism of mast seeding: combination of modeling and molecular/field experiments
企画者:宮崎祐子(北大・環境科学)、佐竹暁子(北大・環境科学)
発表日時:2011年3月12日(土) 9:00-12:00
招聘者の発表タイトル
Walter D. Koenig. Testing mechanisms of masting behavior in California oaks
Elizabeth Crone. Pollination syndromes and the benefits of synchronous mast-seeding
・マスティング研究会(招聘者2名および国内の研究者2名による小集会、誰でも参加可)
日時:3月13日(日)10:00?13:30
場所:北海道大学学術交流会館 第1会議室
・苫小牧研究林見学、研究ミーティング(研究施設の見学および研究に関するディスカッション)
日時:3月14日(月)
場所:北海道大学 苫小牧研究林

「北海道発企画」報告 おわり

(5)若手生態学研究会

 学生企画型研究会「第30回北海道若手生態学研究会」への助成を行いました。
 2010年度は江川知花さん(北海道大学)が代表となって2011年2月19日~20日に北海道立砂川少年自然の家 ネイバル砂川にて開催されました。

講演者は以下のとおりです。:
佐藤拓哉さん(京都大学)
飯田佳子さん(北海道大学)
森長真一さん(東京大学)
田邊優貴子さん(国立極地研究所)
天野達也さん (農業環境技術研究所)

 詳細は同ホームページをごらんください。 


2010年度

2010年度北海道地区会総会 (議事内容メモ)
2011年2月26日 13:00-15:00
北海道大学低温科学研究所 講堂
議事進行: 低温研 寒冷域植物生理生態研究室 原登志彦
出席者 齋藤,野田,佐藤謙,石川,原,小野,隅田,(若土もえ)

議題

 自然保護専門委員 佐藤謙氏より
 石狩海岸砂丘開発に対する意見書を生態学会自然保護専門委員会に諮ることについて内容説明があり,出席者の全員一致で賛成した.

報告事項

 北海道発企画の公募と当選者発表
 生態学会札幌大会の準備状況報告
2010年度地区会報告

 

 終了後 大会についてうちあわせ

 マニュアルづくり 3月1日ごろまで
 口頭発表を2日分(午前,午後)にわけ,事前にプリントアウト
 前日までにキャンセルの連絡のあったものだけ黒線をひく
 http://www.esj.ne.jp/meeting/forms/kikaku/k_index.html 現地実行委員会関係
 http://www.esj.ne.jp/meeting/forms/kikaku/k_index_exec.html 一般講演キャンセル情報の表示 で調べる。 


2009年度

ダウンロード
2009年度活動報告.pdf
PDFファイル 121.4 KB

2009年度の「北海道若手生態学研究会」を共催し、支援を行いました。

(2010年2月27日(土)-28日(日) 場所:国立日高青少年の家)


2008年度

ダウンロード
2008年度活動報告.pdf
PDFファイル 84.0 KB

2007年度

ダウンロード
2007年度活動報告.pdf
PDFファイル 170.2 KB

2007年10月22日 国際講演会「個体群生態学・群集生態学の最新トピック」合同主催:生態学会北海道地区会・北大SGP


2006年度

記録なし(ファイル存在せず)

 

大会・総会案内文からの転記

地区大会開催時に、同会場にて「北海道地区会総会」が行われます。本年度の総会では、以下の議題が審議される予定です。

1. 本年度活動報告
2. 会計報告
3. 来年度の地区大会について
4. その他 


2005年度

2005年度(2005年2月20日以降)の地区会活動報告 → 記録なし(ファイル存在せず)

 

大会・総会案内文からの転記

地区大会開催時に、同会場にて「北海道地区会総会」が行われます。本年度の総会では、以下の議題が審議される予定です。

1. 本年度活動報告
2. 会計報告
3. 来年度の地区大会について
4. その他 


2004年度

2004年度(2004年2月22日以降)の地区会活動報告


(1) 2004年3月11日、釧路にて、特別講演会「生態学から見た地球の未来」を共催した。

  1. 日 時: 平成16年3月11日 (木) 13:30-16:00

  2. 場 所: 釧路市立博物館講堂

  3. 主 催: 釧路市立博物館

  4. 共 催: 日本生態学会北海道地区会、釧路市動物園、おさかなセミナーくしろ実行委員会、釧路市立博物館友の会、釧路自然保護協会

  5. 演題と講演者

    (1) 「漁業の世界的危機:漁業管理がなぜそんなに難しいのか?」
    講演者: コリン・W・クラーク 氏
    王立協会フェロー、カナダ王立協会フェロー
    カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学名誉教授
    要旨: 世界的規模で多くの漁業資源がほとんど枯渇してきています。そして、そのほとんどが、漁船の総量が大きく許容量を越えており、その収穫による被害です。現在推奨されている方策として、巨額の資金(アメリカドルにして数億ドル以上)で超過している容量分の船を買い戻すことが提唱されています。この講演では、この買戻し方策は現在の漁業管理の対処法を大きく変革しないかぎり、失敗するであろうことを提案します。
    【コリン・W・クラークは、応用数学者で、氏の教科書「数理生物資源経済学」およびその教科書に説明されている氏のモデルでも著名です。この他、漁業管理の教科書も翻訳されており、水産資源管理では世界でもっとも高名な研究者です。氏の今回の講演では数学・数式は含みません。】

    (2) 「調和生態学」
    講演者: マイケル・ローゼンツバァイク 氏
    米国、アリゾナ大学、生態・進化生物学教室教授
    Evolutionary Ecology Research(進化生態学研究誌)編集長
    要旨: この意味は地球環境が有限であるので他の生物種と共存し、資源を共有する必要を説いています。氏は「調和生態学(reconciliation ecology)」という言葉を作り、この学問の提唱者です。生物保全のあり方についての人間の認識を変える必要性を説いています。
    【進化生態学の分野では世界の第1人者のひとりです。捕食の動態、採餌選択、生息地選択、種の多様性などにかんする数理理論研究は各種の生態学の教科書に無数の引用がみられます。】

    (3) 「餌付けがサルに奇形を引き起こした? -高崎山のニホンザルの個体群動態-」

    講演者:吉村 仁 氏
    静岡大学工学部システム工学科教授
    要旨: 1950年代初頭から、高崎山をはじめとする全国の野生サルに対して、餌付けがはじめられました。この数年後より、各地で奇形サルが頻繁に観察されるようになりました。高崎山では、一時20個体にも及ぶ奇形サルが見られました。これら奇形の原因として、食物の農薬汚染、公害、近親交配による遺伝疾患などの要因が詳細に調査されましたが、原因として明白に認められる要因は特定できませんでした。この講演では上述の個体レベルの要因ではなく、餌付けによる選択圧の低下(除去)が奇形の出生・生存を助長したという個体群レベルの要因により明確に理解できることを示します。環境を良くすると奇形(問題)が増えるという逆説的現象です。この現象は、特に、動物園の飼育動物の繁殖、そして、近年盛んになった水産業における養殖において起こりうる可能性が高いと想像されます。
    【略歴: 千葉大学で沼田真教授に学ぶ。ニューヨーク州立大学環境科学林学校で学位(Ph. D.1989年)を取得、その後、カナダ、バンクーバーでコリン・W・クラーク教授のもとで2年、デューク大学(アメリカ)、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校、英国のインペリアル・カレッジなどで研究を続ける。進化生態学が専門、とくに環境の不確定性が自然選択に及ぼす影響を理論的に考察し、確率論的な自然選択理論の一般化を試みる。17年ゼミの進化史など各種の進化生態理論の研究を行っている。】

  6. 入 場: 無料

  7. 通 訳: 吉村仁先生の逐次通訳がつきます。

  8. 連絡先
    釧路市立博物館 針生 勤
    〒 085-0822 釧路市春湖台1-7
    電話: 0154-41-5809
    FAX: 0154-42-6000
    e-mail: ku5857 at city.kushiro.hokkaido.jp

 
当日、約80名の出席が、釧路だけではなく、札幌や根室、厚岸からの参加があり盛会であった。

 

(2) 2004年7月11日、釧路にて、「第5回北海道淡水魚保護フォーラム in 釧路」を共催した。

 

第5回北海道淡水魚保護フォーラム in 釧路

 

  1. メインテーマ
    「川の環境と魚の豊かさ-復元に向けた連携の和-」

  2. 開催趣旨
     北海道の川や湖に棲む魚達が健全な状態で生活するためには豊かな森、変化に富む川の流れが普通に存在する自然生態系の維持が大切です。しかし、北海道においても行き過ぎた開発や土地利用が進み、生態系に深刻な歪みが生まれ、在来の淡水魚は大きな痛手を受けています。このような人間による過度の干渉に対する反省から自然環境の保全や修復への関心が高まるなか、河川法の改正や自然再生推進法の成立など法制度の面からも支援体制が整いつつあります。道東はラムサール条約登録湿地である釧路湿原、厚岸湖・辺寒辺牛湿原、霧多布湿原などの豊かなウェットランドを有し、そこを流れる釧路川や辺寒辺牛川などの湿原河川にはイトウを含めて多くの淡水在来魚が生息しています。一方で、川の改変も進み、また酪農などの産業活動も活発におこなわれています。
     本フォーラムでは北海道に生息する貴重な在来淡水魚を育むうえで森や川の生態系がどんな役割演じているかを考えます。また、道東を中心とした淡水魚や自然生態系の現状、自然環境の保全や復元に向けた事例と課題、そして今後の取り組みについて議論を深めます。

  3. 基調講演
    「流域生態系の構造と機能、および環境修復の考え方」
    北海道工業大学環境デザイン科教授 柳井清治

  4. パネルディスカッション
    ●コーディネーター 北海道立水産孵化場資源管理部計画管理室長 永田光博
    ●パネリスト(順不同) 野生生物カメラマン 稗田一俊、釧路市立博物館館長補佐 針生 勤、北海道スポーツフィッシング協会会長 藤本 靖、環境省東北海道地区自然保護事務所長 渡邉綱男、帯広畜産大学畜産学部畜産科学科環境総合科学講座・地域環境工学分野助手 宗岡寿美

  5. 開催場所と日時
    ●開催日時 7月11日(日曜日) 午後1時-5時まで
    ●開催場所 「釧路市生涯学習センター・まなぼっと幣舞」(2階多目的ホール)


○ 地区会としてではないが... この間に、日本生態学会釧路大会

 

(3) 2004年度 地区大会・地区役員会・総会 を2005年2月19日、北海道大学低温科学研究所にて開催した。


大会の参加者: 約60名


役員会

開催日: 2005年2月19日(土曜日)

場所: 札幌市 北海道大学低温科学研究所

出席者: 神田房行・石川幸男・永光輝義・紺野康夫・露崎史朗・高田壮則・原登志彦
議題

  1. 本年度活動報告
  2. 会計報告
  3. 来年度活動予定(地区大会)
  4. 選挙
  5. その他

総会
議題

  1. 本年度活動報告
    「生態学から見た地球の未来」共催した。
    「北海道淡水魚フォーラム」共催した。
    (備考: 生態学会本大会を釧路で開催)
  2. 会計報告
    監査により承認された。
  3. 来年度活動予定
    例会等を充実したいので企画のある会員は庶務まで連絡して欲しい。
    来年度地区大会は帯広にて行う。奨励賞(若手賞改称)を継続するので時期は2-3月を予定する。参加しやすい形態とするため、大会費用の一部補助により奨励賞参加者は参加費無料とする等の工夫を計る。
  4. 選挙
    2005年12月末日で役員改選に合わせ11月中に選挙を行う。
  5. その他
    釧路で行われた生態学会余剰金の一部を地区会費に移す。
    これまで行われてきた「若手賞」を「奨励賞」に改称する。
    会計執行を効率化するため、大会参加費等を地区会費に組み込む形で扱う。
    日高道路建設に関する反対の議案書について検討した。 

2003年度

2003年度(2002年12月14日以降)の地区会活動報告

 

(1)2003年度 地区会役員会(拡大)

 開催日: 2004年2月21日(土曜日)

 場所: 苫小牧市駒沢大学

 出席者: 神田房行、齋藤隆、工藤 岳(旧役員 会計)、石川幸男、 蛭田眞一(庶務幹事)、植村滋(本大会準備委員)、大原 雅(本大会準備委員)

 

審議事項

1. 庶務報告
 資料を基に地区会活動について報告した。

2. 会計報告

 9月時点での会計報告を行った。会計監査により適正であることが確認された。

3. 次期地区会について

 時期は05年2月中旬、場所は北大低温科学研究所、世話人は北大地球環境科学研究科のスタッフで開催することとした。

4. 全国大会の準備状況について

 審議の上、了承された。

 

報告事項

なし

 

(2) 2003年度 地区大会および総会

開催日: 2004年2月21日 (土曜日)

場所: 苫小牧市駒沢大学 (苫小牧市錦岡521番地293)

大会プログラム, 講演要旨集

 

 総会

地区会長挨拶 (神田房行)

 

審議事項

1. 庶務報告 (蛭田眞一)

資料を基に地区会活動について報告した。1月以降は地区会の準備作業を行っているが報告は来年度の地区会での報告とする。

2. 会計報告 (工藤岳)

9月に新役員になってから12月末までの支出はなかったので9月時点での会計報告を行った。監査は高田壮則氏により行われ適正であることが確認された。

3. 次期地区会について

全国大会が04年8月、次の全国大会が05年3月であるが、地区会としては修士で終わり全国大会に出席しない(できない)人もいることを考慮し、時期は05年2月中旬、場所は北大低温科学研究所、世話人は北大地球環境科学研究科のスタッフで開催することとした。

4. 全国大会の準備状況について(齋藤隆)

現時点ではシンポジウム、一般講演の申し込みはわずかである。3月末のシンポの締め切り、4月末の一般講演の締め切り近くになると集中するだろうが、集中してもサーバーがパンクする心配はないとのこと。4月号に案内を出してもまだ間にあうが和文誌の編集委員会と調整が必要。今回から J-ステージ で講演要旨の申し込みをするが会員に周知されていない。4月号で説明する必要がある。間に合わなければウエブで説明する。

 以上の点について審議の上、了承された。

 

報告事項

 特になし。

 

 総会の議題ではないが若手賞の発表が懇親会でなされた。

 堀川大樹、堀田万裕子、大澤剛士の3氏に決定した。若手賞は定着してきているので今後も続けることになった。副賞の賞金は優勝が2万円、準優勝1万円を予定して いたが、今回は優秀者が多く、審査結果は同点で3名が優勝となった。したがってそれぞれ1万円づつの副賞の授与となった。

 審査方法は審査委員長(神田房行)が全ての発表を審査、その他審査員として動物関係2名(前川光司、齋藤隆)、植物関係2名(石川幸男、日浦勉)がそれぞれ動物関係、植物関係の発表を審査した。

 審査基準は、発表内容の独創性、プレゼンテーションがわかりやすかったか、調査手法などが適切であったかの観点から点数をつけ(各5点、計15点)動物関係、植物関係それぞれ3名の審査員の点数を合計して順位を付けた。

 この方法は今後とも踏襲されることが望ましい。副賞も今回と同じにした方が若手の励みになるものと思う。

 

(3) 地区役員会 (引継)

開催日: 2003年8月26日(金) 17:00-17:55

場所: 北海道大学大学院地球環境科学研究科 804室

出席者: 甲山隆司、神田房行、岩熊敏夫、石川幸男、永光輝義、長 雄一、齊藤 隆、露崎史朗、工藤 岳

 

 審議事項

1. 選挙報告

2003年8月11日17時より、北大地球環境科学研究科A-804室にて、片倉晴雄選挙管理委員長の下で開票が行われた。結果は以下の通り。

会長: 神田房行 (次点 東 正剛)

役員: 齋藤 隆、宮本敏澄、岩熊敏夫、石川幸男、明石信廣、長 雄一、永光輝義 (全員承認)

会計監査: 高田壮則 (承認)

以上の点について確認了承された。なお、任期は2005年12月末日までである。

新体制の概要は、ホームページに掲載し、次回の地区大会案内に折り込む。

 2. 新旧会長挨拶

 3. 地区会事務局引継

事務局は、北海道教育大学釧路校生物学教室内におくこととした

庶務幹事は

蛭田眞一(教育大釧路校)

露崎史朗(北大院地球環境)

会計幹事は

針生 勤(釧路博物館)

が担当することが了承された。

 これに伴い、早急に地区会会計口座を移動すること、旧事務局にて執行した会計について9月中に会計監査を行うことが確認された。

 地区会備品等は、基本的に北海道教育大学釧路校生物学教室内にて管理することが了承された。

 書類等の引継も行った。

 4. 地区大会について

北大・北方圏フィールドセンターおよび農学研究科内に会場を確保し実施する。

大会会長: 前川光司

大会実行委員長: 齋藤 隆

開催時期は2月下旬を予定

それにあわせてスケジュールを組むと以下のようになる。

12月下旬-1月上旬: 大会参加申込書発送

1月下旬-2月上旬: 大会参加・講演要旨締め切り

2月上旬: プログラム発送

2月下旬: 大会開催

確認および検討点

「若手賞」は継続し行うが、予算等により内容に変更はありうる。

一般講演について、テーマ募集等の必要があるか。

液晶プロジェクター使用を円滑に行う工夫が必要である。

次回開催場所を地区大会までに決定する。

5. 本大会について

要点のみの報告と確認とし、詳細は準備委員会にて討議決定する。

6. その他

例会は適宜行う。例会開催は、札幌に集中していたが、これを期に道内広く行うことを考えていきたい。

参考: 旧役員 (任期2002年1月-2003年8月)

 

(4) 地区会役員会

開催日: 2003年7月11日(金) 13:00-14:00

場所: 北海道大学大学院地球環境科学研究科 702室

出席者: 甲山隆司、明石信廣、工藤 岳、露崎史朗 (オブザーバー)、神田房行・齋藤 隆・久保拓弥

 

審議事項

 1.地区会選挙について

○次期役員推薦

 森林総合研究所・北海道支所より役員を1名加えたいとの見解で一致した

 選挙管理委員選出(委員長および若干名)。選挙管理委員長として片倉晴雄(北大・理)氏を選出

 ○選挙日程(予定)

7月18日(金): 投票用紙発送

8月11日(月): 投票締切

8月12日(火) 17時: 開票

9月1日 新体制発足

選挙終了後、できるだけ速やかに引き継ぎを行う

 2. 本大会について 

 3. 地区大会について

場所: 北大農学部

日時: 2004年2-3月に行う

大会内容: 従来の形式を大きく変えることはしない

 4. 活動報告

年度内実施活動内容を確認した(本ページ参照)

 5. その他

保全生態学研究会会員のうち、生態学会非会員が生態学会会員となるに伴う移行措置の必要性の有無を検討した

 

__________ 資料 __________

2003年2月21日

会員各位

日本生態学会北海道地区会事務局

 日本生態学会北海道地区会では以下の講演を主催いたします。

 参加費は無料です。事前の申し込みも不要ですので、当日、ふるってご参加ください。

 世話人: 前川光司・齊藤 隆 (北大フィールド科学センター)

「ハンスキ氏と語るメタ個体群分析の将来」

Let's discuss about the future of metapopulation analyses with Ilkka Hanski

 個体群の絶滅・存続に関するメカニズムを探るメタ個体群分析は、様々な生物の生息環境の分断化が危惧される今日、多くの注目を集めています。この分野の研究を世界的にリードしているイルカ・ハンスキ氏(ヘルシンキ大学)が日本生態学会の記念シンポジウムのために来日されるのを機に北海道地区会では同氏を北海道に招待し、メタ個体群分析理論の基本を解説していただくことにしました。ハンスキ氏の講演会では、甲山隆司さん(北大地球環境研)と小泉逸郎さん(北大フィールド科学センター)が植物と動物を対象にしたメタ個体群分析の具体例を紹介します。この講演会を通じてメタ個体群理論を野外研究 にどのように生かしていくかについて理解を深めたいと思います。

 講演は英語で行われますが、キーワードを日本語で解説するなど、参加者の理解を助ける工夫をする予定です。

日時 3月25日 (火曜日) 11:00-14:00

場所 北海道大学百年記念会館(大会議室)

札幌市北区北9条西6丁目

1 Ilkka Hanski (University of Helsinki) Spatially realistic metapopulation theory

2 小泉逸郎 (北大・フィールド科学センター) Metapopulation structure of a stream-dwelling salmonid revealed by a combination of

field observation and microsatellite analysis, and prediction of the metapopulation

dynamics using Hanski's incidence function model

3 甲山隆司 (北大・地球環境研究科) Stratified spatial model of the patch dynamics of forests

司会: 前川光司・齊藤 隆 (予定)

主催: 日本生態学会北海道地区会

 ハンスキ氏の帰国便の予約の関係で講演会の時間を中途半端なもの設定せざるを得ませんでした。講演会中に十分な休憩時間はとれませんので、昼食は講演会の前にすませるか、講演会後に予定してください。

 問合せは、北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 斉藤 隆 (01654-2-4264 ) までお願いします。

 変更等がありましたら、地区会ホームページにて連絡する予定です。

地区会フロントページ: http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~esjhok/

〒060-0810 札幌市北区北10条西5丁目

北海道大学大学院地球環境科学研究科

日本生態学会北海道地区会事務局

電話: 011-706-2283, FAX: 011-706-4954

庶務監事、露崎 tsuyu (at) ees.hokudai.ac.jp

 

______________________________________

2003年5月6日

会員各位

日本生態学会北海道地区会事務局

日本植物学会北海道支部事務局

植物生態学講演会のお知らせ

 更新ニッチの提唱などで著名なケンブリッジ大学植物科学教室のPeter Grubb教授に下記の講演をお願いしました。参加費は無料です。事前申込みも不要ですので、ふるってご参加ください。

演者 Professor Peter Grubb (英国・ケンブリッジ大学・名誉教授)

"How tropical rainforests work: some ideas justified, and some outstanding puzzles"

「いかに熱帯雨林は成り立っているか? -確認された仮説、未解決のパズル-」

日時 2003年5月13日(火) 16:00-17:30

場所 北海道大学百年記念会館・大会議室 (札幌市北区北9条西6丁目)

要旨 熱帯雨林の際立った種多様性はよく知られている事実だが、長期的な種間の共存をもたらす機構についてはまだ不明な面が多く、いまだに諸説入り乱 れている。この講演の前半では、1977-1996年のあいだに私が提示してきた以下の3つの仮説を支持する最近の結果を概観する。 (1) 更新特性の種差の重要性、(2) 定着抑制の一般性、(3) 少しの「安全な」種子と多くの「冒険的」種子の生産。また、後半では、まだうまく説明されていない以下の種間差について概説する。(1) なぜある種群は他より必ず高頻度で存在するのか、(2) 高耐陰性種の間にみられる葉形と生理特性の多様性はどのような意義があるのか。

懇親会 引き続き、同会館、きゃら亭において懇親会を持ちます(17:30-19:30)。

懇親会ご出席希望は、前日(5月12日)午前中までに以下までご連絡ください。

甲山研究室・雪野奈津子 Email: yukino at ees.hokudai.ac.jp 電話: 011-706-2260

世話人: 甲山隆司(北大・地球環境)・山本興太朗(北大・理)


2002年度

2002年度(2002年2月16日以降)の地区会活動報告

 

1) 北海道環境科学研究センター・日本生態学会北海道地区会共催セミナー

演題: People and Deer. Managing Overabundant Deer Populations

講演者: Dale. R. McCullough教授(カリフォルニア大学バークリー校)

日時: 7月12日(金) 13:30-15:30

場所: 北海道環境科学研究センター敷地内(駐車場に隣接)
科学技術振興事業団 研究成果活用プラザセミナー室

住所:札幌市北区北19条西11丁目

電話:011-708-1183

問い合わせ:北海道環境科学研究センター 梶 光一 

電話:011-747-3575

E-mail: kaji at hokkaido-ies.go.jp

 

講演者のマッカラー教授は、大型獣特にシカ類の個体群動態や個体群管理についての専門家であり、北海道による海外客員招へい研究員として7月から1月ほど北海道環境科学研究センターに滞在する予定です。この間に、セミナーや現地視察、地域での議論を踏まえてエゾシカの個体群管理について、助言を頂く予定です。

講演は通訳付です。

 

2) 2002年度地区役員会

開催日: 2002年12月14日

場所: 北海道大学低温科学研究所交流ラウンジ

出席者: 甲山隆司・前川光司・石川幸男・明石信廣・高田壮則・工藤岳・露崎史朗・斎藤 隆・紺野康夫・神田房行

 

議題

1. 地区会選挙について

2003年7月あるいは8月に地区会長および役員改選を行い、新執行部にて全国大会準備を円滑に行えるようにすることが、会計・会計監査等の都合を調整した上で行うこととして了承された。

なお、2003年度以降は同時期に改選を行う方針を合わせて確認した。

2. 会計報告および監査

審議の後、異議なく了承された。

3. 活動報告

審議の後、異議なく了承された。

4. 来年度地区大会および本大会について

来年度地区大会は新執行部のもと、北大・北方生物圏フィールド科学センターにて行うことが了承された。

来年度全国大会は、神田房行(北海道教育大釧路校)を大会会長とし、準備を進めることが承認された。

大会は、釧路市コンベンショナルセンター(通称、ラムサールセンター)を中心に計画することが承認された。

なお、現執行部から適宜準備可能な部分には着手し、新執行部への円滑な引継ぎを行えるようにすることを確認した。

5. その他

Hanski氏講演について

多くの地区会会員への還元性の高いものであれば、地区会として主催することを承認した

日高縦貫道問題について

計画凍結に関する報告があった

 

3) 2002年度地区大会および総会

開催日: 2002年12月14日

場所: 北海道大学低温科学研究所新棟講堂

大会: プログラム

 

 総会

審議事項

1. 地区会選挙について

2. 会計報告

3. 活動報告

4. 来年度地区大会および本大会について

議事とは関係ありませんが、液晶プロジェクターの円滑な使用方法を考えておかないと大変なことになりますね。

去年は、ほとんどノートラブルだったので安心しきってました。 露崎

参考: 事前に発表者に送ったe-mailです。

発表者各位

この度は、2002年度日本生態学会北海道地区大会へ参加・発表申し込み下さり、ありがとうございました。

発表に際し、PC-プロジェクタの使用をご希望される方は、以下の点をご留意のほどお願い申し上げます。

(1) PC-プロジェクタで発表する方は、CD-R、PCカード等に発表用ファイルのバックアップを保存して持参願います。

(2) PC-プロジェクタで発表する方は、10:00の発表開始前、11:15-11:20の休憩時間、および12:30-13:30の昼休みの間に接続を確認願います。

以上

5. その他

Hanski氏講演について

2003年3月25日に地区会主催の講演(あるいはシンポジウム)を行うこととした

 

報告事項

日高縦貫道問題について


2001年度

2001年度(2001年1月27日以降)の地区会活動報告

 

1) 2001年5月14日に北海道地区会ホームページを開設した

アドレス http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~esjhok/index.html

 

2) 生物多様性観測年記念シンポジウムを以下のとおり主催した

 

生物多様性観測年記念シンポジウム- 生物多様性を調べる -International Biodiversity Observation Year (IBOY)

日時: 2001年6月20日水曜日 13:00より

場所: 北海道大学苫小牧研究林

 

講演者:

北海道大学教授 戸田正憲 国際生物多様性観測年(IBOY)について

日本学術振興会特別研究員 平井喜幸 IBOY苫小牧研究林での取り組み

北海道大学苫小牧研究林長 日浦 勉 苫小牧研究林における地球環境研究

北海道大学名誉教授 石城謙吉 私たちにとっての生物多様性

東京大学教授 鷲谷いづみ 生態系をよみがえらせる協働と生物多様性

滋賀県立琵琶湖博物館館長 川那部浩哉関係の多様性の重要さ

主催: DIWPA (The International Network for DIVERSITAS in Western Pacific and Asia), 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林, 京都大学生態学研究センター, 日本生態学会北海道地区会

後援 苫小牧市

 

3) 地区会役員会を開催した

開催日: 2001年11月19日

場所: 北海道大学大学院地球環境科学研究科A-707室

出席者: 甲山隆司、岩熊敏夫、前川光司、石川幸男、寺澤和彦、梶光一、高田壮則、露崎史朗

 

議題

1. 地区会役員改選について

以下の6名を地区役員として推薦することとした(* 新)

岩熊敏夫

前川光司

菊池俊一

石川幸男 明石信廣*(北海道立林業試験場)

西川洋子*(北海道環境科学研究センター)

以下の1名を会計監査委員として推薦することとした

高田壮則

2. 地区会大会について、以下のとおり本年度地区大会を行うこととした。

日時: 2002年2月16日(土曜日)

場所: 美唄ホテルスエヒロ (美唄駅より徒歩5分)

大会実行委員長: 石川幸男

大会は、一般講演と修士論文発表会の2部門で構成することとした

修士論文発表会発表講演に「修論賞(仮称)」を設け、優秀者(若干名)を表彰することととした

大会発表において液晶プロジェクター使用を可能とすることとした。液晶プロジェクターを購入し事務局管理し、大会・例会等に利用することとした

3. その他

会計状況を確認した

2004年(第51回)日本生態学会大会を実施することについて簡単な確認をした

今後、ワークショップ等のサポートを推進することを確認した

地区会推薦自然保護委員として、佐藤謙、紺野康夫の2名を推薦することとした

 

4) 地区会役員会を開催した

開催日: 2002年2月16日

場所: 美唄市ホテルスエヒロ会議室

出席者: 甲山隆司、岩熊敏夫、石川幸男、明石信廣、工藤 岳、露崎史朗、木村正人(選挙管理委員長)

 

議題

1. 地区会選挙結果について

会長: 甲山隆司 (次点 戸田正憲)

役員: 岩熊敏夫、前川光司、菊池俊一、石川幸男、明石信廣、西川洋子 (全員承認)

会計監査: 高田壮則 (承認)

2. 会計報告

審議の後、異議なく了承された

3. 本年度活動報告

審議の後、異議なく了承された

4. 来年度地区大会について

北海道大学低温科学研究所で行うことを総会にはかることとした

5. 自然保護要望書について

「日高縦貫道工事中止を求める要望書」について審議し、大筋において本要望書を採択することが了承された

6. その他

2004年(第51回)日本生態学会大会準備を、地区会として開始することが確認された。また開催地については、いくつかの候補があげられた

修論賞によって「修論発表」の充実化を目指したが、結果として機能したとは言いがたい。今後は、関係者に修論発表部門への参加推薦を依頼するような形をとるのはどうかという案があげられ、大筋で了承された

例会等、地区会事象の活性化のために液晶プロジェクターを購入した。液晶プロジェクターは地区会関係者に広く貸し出すことにより、地区会の活性化をはかることが確認された

今後の、予算の使用法について検討を行った(継続審議)

 

5) 2001年度地区大会を開催した

総会

1. 地区会選挙について

2. 会計報告

3. 本年度活動報告

4. 来年度地区大会について

 獣医学部は6年生なため修論と呼ぶものがないが、卒論発表がこれに該当するので、この「修論発表」に参加させたいという意見があり、了承された

5. その他

「日高縦貫道工事中止を求める要望書」について

審議の後、採択された 


2000年度

2000年度(2000年2月26日以降)の地区会活動報告

 

1)地区会役員会を開催した

開催日:2001年1月27日

場 所:天勝

出席者:甲山(地区会長)、前川、梶、菊池、石川(以上地区委員)、工藤(会計)、露崎(事務局)

内容

a) 来年度地区大会について:修論発表部門を存続する方向が了承された。それに合わせて、来年度の地区大会開催時期を2月頃とすること、石川地区委員が中心となって美唄周辺を第一候補として開催地選定を行なうことが提案了承された。

b) IBOY (International Biodiversity Observation Year) 北海道の観測開始記念ワークショップを北海道地区会が共催参加する提案がなされ役員全員一致で支持された。

 

2)2000(平成12)年度北海道地区大会開催

2001年1月27日(土)、2000年度地区大会および自然保護関連を開催した。(会場:北海道大学大学院地球環境科学研究科講堂) 


1999年度

前年度総会以降(1998年11月28日)の地区会活動報告

 

1) 1998年11月28日: 1998年度地区大会および総会

総会: 予算および例会の開催についての承認を得た

 

2)1999年3月6日地区例会(公開シンポジウム)を北大法学部にて開催

タイトル:シカの生物学--特に生態学のモデル動物としての可能性

講演内容:

「シカ学入門・形態・生態進化・系統の特性とヒトとのかかわり」大泰司紀之(北大獣医)

「エゾシカの空間分布と個体群動態」梶 光一(道環境研)

「シカの遺伝学は何の役にたつのか?」 玉手英利(石巻専修大学理工学部)

「ニホンジカは個体群調節の夢を見るか?」立澤史郎(京大理)

「長期追跡個体の繁殖成功とその要因」南正人(星野リゾート・ピッキオ)

「シカ問題と生態系管理の試み」 松田裕之(東大海洋研)

「シカと植物の関係-ミヤコザサとシバを例に-」 高槻成紀(東大総合博物館)

「 総合討論」司会:平川浩文(森林総研北海道)

 

3)1999年8月9日 特別講演会

「Complex Systems' Study as Biology (生物学としての「複雑系」研究)」大野克嗣(イリノイ大学)

主催: (社) 日本動物学会北海道支部を 日本動物分類学会とともに共催する(北大理学部五号館)

 

4)1999年11月20日に行われる予定の国際シンポジウム「北方四島の自然保護を考える」

主催:北方四島の自然保護を考える会・北方四島自然保護問題協議会・日本野鳥の会の後援を決定する(札幌市中央区かでる27)

 

 

5)地区会役員会

開催日;1999年11月28日

場所; 北大低温研会議室

出席者;戸田(地区会長)、福山、日浦、寺沢、竹中、渋谷(以上地区委員)、高田(会計監査)、工藤、大舘(事務局)

内容

(1) 地区会長選挙開催について

(2) 今年度地区大会について

今年度は(より)、地区大会の充実をはかりたい旨が戸田会長より提案された。

解決策として、全道の大学にて生態学を行っている修士課程の院生の修士論文お披露目会を兼ねる。

開催日;2000年2月26日 (土曜日)

場所;苫小牧駒沢大学 

(3) 例会について

例会については、次期会長の意向によってすすめられるものであるが、現地区会役員の意向としては、年に数回程度、そのつど責任者を持ち回りで行いたい。

(4) 選挙管理委員の指名

原登志彦(北大低温研)、東正剛(北大地環研)、斉藤裕(北大農)

 

6) 地区会会長選挙および地区役員信任投票

1999年11月30日選挙公示 1999年12月15日 開票

 

7) 1999 (平成11)年度北海道地区大会開催


1998年度

(1)1997年12月5日 役員の改選を行った

会長

地区委員

 

 

 

 

 

 

 

会計監査委員

戸田正憲(北大低温研)

日浦勉 (北大演習林)

大舘智志 (北大低温研)

岩熊敏夫 (北大地環研)

渋谷正人 (北大農)

竹中践 (北海道東海大)

寺沢和彦 (道立林試)

福山研二 (森林総研北海道)

梶光一 (道環境研)

 

高田壮則 (北海道東海大)


 

 

(2)1998年1月26日 1997年度地区大会を開催した

 

(3)1998年8月11日 北大低温圏会議室において北海道地区委員会を開催

以下の議題について審議

1) 平成10年度支部大会開催について

 

2) 平成10年度支部例会(シンポジウム)開催について

 

3) 平成10年度 決算

 

4)その他
以下の特別講演会について、日本動物分類学会と(社)日本動物学会北海道支部との共同で共催を行うことを決定した。

 

「生物多様性研究の現状と将来」

①2001年国際生物多様性観測年(IBY)について … 戸田正憲(北大低温研)

②The challenge of maine biodiversity assessment in the New Zealand region … デニス・ゴードン(ニュージーランド国立水大気研究所)

日時:11月18日

場所:北海道大学地球環境科学研究所大講堂


1996年度・1997年度

HTML版の活動報告書作成せず


1995年度

(1) 1995年12月

北海道地区会役員選挙の結果、以下のように選出された。

地区会長 戸田正憲

地区会幹事 青井俊樹・大串隆之・工藤岳・渋谷正人・竹中践・塚田晴朗・松浦洋次郎・宮木雅美

会計監査 阿部 永

(2) 1996年1月19日 北海道地区大会 (於 美唄市市民会館)